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人の移動 × 成約データ / MIGRATION AND PRICE

人が増えた街は、値上がりした街か。
首都圏172自治体を、7年分の人の動きで並べる

さいたま市は緑区が首都圏3位、大宮区が4位。浦和区は37位

街の値段は、そこに住みたい人の数で決まります。では実際に人が増えた街は、値上がりした街と同じでしょうか。住民基本台帳人口移動報告で2019年から2025年までの転入者数と転出者数を集め、首都圏(埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県)の人口5万人以上の172自治体について、7年間の転入超過を数えました。そこに国土交通省の成約データによる中古マンション㎡単価の10年変化を重ねます。結論を先に書くと、人の増加と値上がりは同じ方向を向いていますが、重なってはいません。人が増え続けているのに値段が動かない街が、さいたま市の中にもあります。

公開 2026年9月9日最終確認 2026年9月9日

SAITAMA WARDS

3位 / さいたま市緑区の転入超過率(首都圏172自治体)
緑区
7年で+11,692人(人口1,000人あたり91.1人)
大宮区
+10,667人(同90.6人・4位)
浦和区
+6,161人(同37.4人・37位)

まず実数で数える。7年間で人が増えた街はどこか

住民基本台帳人口移動報告から、2019年から2025年までの7年間の転入者数と転出者数を自治体ごとに足し、その差(転入超過数)を数えました。他の市区町村との出入りだけの数字で、国外との出入りは含みません。まず実数のまま並べます。

FIG. 017年間の転入超過数 首都圏TOP20(2019〜2025年の合計)
さいたま市の区ほぼ都内(県境の街)ギリ都内(23区の外縁)その他の首都圏
横にスクロールできます05,00010,00015,00020,00025,00030,0001位 足立区 東京28,409人2位 大田区 東京23,044人3位 練馬区 東京22,231人4位 江東区 東京22,064人5位 世田谷区 東京21,175人6位 船橋市 千葉20,733人7位 流山市 千葉20,596人8位 板橋区 東京20,043人9位 品川区 東京18,702人10位 柏市 千葉18,492人11位 中央区 東京17,997人12位 藤沢市 神奈川17,797人13位 八王子市 東京16,927人14位 町田市 東京16,832人15位 千葉市中央区 千葉14,935人16位 墨田区 東京14,358人17位 台東区 東京13,388人18位 葛飾区 東京12,696人19位 川口市 埼玉12,472人20位 大和市 神奈川12,461人

住民基本台帳人口移動報告の日本人・外国人を含む移動者。転入超過数=他市区町村からの転入者数−他市区町村への転出者数。国外からの転入・国外への転出は含まない。対象は首都圏の人口5万人以上の172市区町村。

実数の1位は足立区で28,409人。2位以下も大田区・練馬区・江東区・世田谷区と東京23区が並び、TOP20のうち13自治体が東京都です。さいたま市で最も多いのは緑区の11,692人(23位)、次いで大宮区10,667人(28位)。浦和区は6,161人で56位でした。ただしこの並びは、人口の多い街ほど上に来ます。足立区は人口695,043人、緑区は128,321人。規模が7倍違う街を同じ表で比べても、街の勢いは分かりません。

人口で直す。1,000人の街に何人増えたか

転入超過数を、その街の人口(令和2年国勢調査)1,000人あたりに直しました。7年間で人口の何パーセントが増えたかを表す数字です。

FIG. 027年間の転入超過率 首都圏TOP20(人口1,000人あたり)
さいたま市の区ほぼ都内(県境の街)ギリ都内(23区の外縁)その他の首都圏
横にスクロールできます0204060801001位 中央区 実数17,997人106.4人2位 流山市 実数20,596人103.1人3位 緑区 実数11,692人91.1人4位 大宮区 実数10,667人90.6人5位 西区 実数7,605人81.3人6位 千葉市中央区 実数14,935人70.5人7位 台東区 実数13,388人63.3人8位 海老名市 実数8,638人63.3人9位 八千代市 実数11,447人57.4人10位 袖ケ浦市 実数3,667人57.4人11位 国分寺市 実数7,197人55.7人12位 清瀬市 実数4,081人53.6人13位 墨田区 実数14,358人52.8人14位 大和市 実数12,461人52.1人15位 横浜市中区 実数7,735人51.1人16位 見沼区 実数8,316人50.4人17位 川崎市幸区 実数8,624人50.4人18位 昭島市 実数5,696人50.0人19位 横浜市神奈川区 実数12,082人48.9人20位 千葉市美浜区 実数7,180人48.2人

転入超過数 ÷ 令和2年国勢調査の人口 × 1,000。2019〜2025年の合計。

人口で直すと顔ぶれが変わります。1位は中央区(106.4人)、2位は流山市(103.1人)、そして3位がさいたま市緑区(91.1人)、4位が大宮区(90.6人)です。実数で1位だった足立区は31位に下がります。さいたま市からはTOP20に緑区・大宮区・西区・見沼区4区が入りました。7年で人口の9%が転入超過で増えるというのは、10年で1割の人が入れ替わる速さです。

転入超過率が低い自治体(人口が流出している街)を見る
順位自治体1,000人あたり実数㎡単価の10年変化
172八街市-180.9-12,200
171成田市-126.4-16,799+57.4%
170香取市-72.4-5,239
169新宿区-52.2-18,223+42.9%
168白井市-48.0-2,999-4.5%

年で割る。コロナで街の順位は入れ替わった

7年の合計は、途中の入れ替わりを隠します。年ごとの転入超過数を並べると、2020年からの2年間と、2023年以降で流れが逆を向いていることが分かります。

FIG. 03年ごとの転入超過数(2019〜2025年)
さいたま市の区ほぼ都内(県境の街)ギリ都内(23区の外縁)その他の首都圏
横にスクロールできます2020〜2021年-2,00002,0004,0006,0002019202020212022202320242025転入超過数(人)浦和区 2019年 1,813人浦和区 2020年 1,378人浦和区 2021年 1,423人浦和区 2022年 507人浦和区 2023年 722人浦和区 2024年 -48人浦和区 2025年 366人大宮区 2019年 911人大宮区 2020年 1,220人大宮区 2021年 2,241人大宮区 2022年 2,790人大宮区 2023年 703人大宮区 2024年 1,665人大宮区 2025年 1,137人川口市 2019年 3,370人川口市 2020年 2,383人川口市 2021年 1,964人川口市 2022年 1,364人川口市 2023年 2,292人川口市 2024年 554人川口市 2025年 545人板橋区 2019年 3,860人板橋区 2020年 787人板橋区 2021年 291人板橋区 2022年 1,449人板橋区 2023年 4,526人板橋区 2024年 5,268人板橋区 2025年 3,862人足立区 2019年 3,721人足立区 2020年 2,264人足立区 2021年 2,297人足立区 2022年 3,174人足立区 2023年 4,532人足立区 2024年 6,051人足立区 2025年 6,370人流山市 2019年 4,353人流山市 2020年 4,067人流山市 2021年 3,889人流山市 2022年 2,786人流山市 2023年 1,627人流山市 2024年 1,577人流山市 2025年 2,297人印西市 2019年 1,145人印西市 2020年 1,626人印西市 2021年 1,760人印西市 2022年 960人印西市 2023年 -213人印西市 2024年 -821人印西市 2025年 -723人足立区 6,370人板橋区 3,862人流山市 2,297人大宮区 1,137人川口市 545人浦和区 366人印西市 -723人

住民基本台帳人口移動報告の各年の転入者数−転出者数。網かけは2020〜2021年(新型コロナウイルスの流行期)。

コロナ流行期に伸びたのは郊外でした。流山市は2020〜2021年の2年で7,956人、印西市は3,386人の転入超過。一方で板橋区は1,078人、足立区は4,561人にとどまり、東京23区の伸びは止まっていました。それが2023〜2025年の3年で逆転します。板橋区は13,656人、足立区は16,953人と急増し、流山市は5,501人に減速、印西市は-1,757人とマイナスに転じました。

FIG. 04コロナ期と直近3年で、転入超過はどう変わったか
さいたま市の区ほぼ都内(県境の街)ギリ都内(23区の外縁)その他の首都圏
横にスクロールできます2020〜2021年(2年合計)2023〜2025年(3年合計)流山市 +7,956人足立区 +4,561人川口市 +4,347人緑区 +4,115人大宮区 +3,461人印西市 +3,386人浦和区 +2,801人横浜市都筑区 +1,636人武蔵野市 +1,155人板橋区 +1,078人戸田市 +570人北区 +275人+16,953人 足立区+13,656人 板橋区+9,012人 北区+5,501人 流山市+4,598人 緑区+3,505人 大宮区+3,391人 川口市+1,040人 浦和区+457人 武蔵野市-347人 横浜市都筑区-485人 戸田市-1,757人 印西市

左は2020〜2021年の2年合計、右は2023〜2025年の3年合計。年数が違うので、線の傾きではなく上下の入れ替わりを見る図。

さいたま市も同じ形です。浦和区は2020〜2021年2,801人から2023〜2025年1,040人へ、川口市は4,347人から3,391人へと減りました。都筑区(1,636人→-347人)と印西市はマイナスに落ちています。その中で大宮区は3,461人から3,505人と、コロナ後も水準を保った数少ない街です。郊外へ広がった人の流れが、都心へ戻った。この3年はその戻りの途中にあります。

値上がりと結ぶ。人が増えた街は、高くなった街か

人の動きと同じ街で、今度は㎡単価の動きを並べます。前の図と同じ7つの街の中古マンション㎡単価を、2006年から2025年まで3年移動中央値で追いました。

FIG. 05中古マンション㎡単価の推移(2006〜2025年・3年移動中央値)
さいたま市の区ほぼ都内(県境の街)ギリ都内(23区の外縁)その他の首都圏
横にスクロールできます0204060802006200820102012201420162018202020222024㎡単価の中央値(万円/㎡)大宮区 72.5万円浦和区 71.9万円板橋区 67.1万円流山市 60万円川口市 48万円見沼区 21.3万円西区 14.9万円

国土交通省 不動産情報ライブラリ 不動産取引価格情報・成約価格情報(中古マンション等)を自治体全域で集計した㎡単価の中央値。前後1年を含む3年の移動中央値で、件数3件未満の年は線を切っている。破線はさいたま市の対照2区(見沼区・西区)。

20年で最も上がったのは流山市で、19.5万円から60.0万円へ3倍を超えました。大宮区は30.9万円から72.5万円へ、浦和区は44.0万円から71.9万円へ。一方で見沼区は18.6万円から21.3万円とほとんど動かず、西区は18.5万円から14.9万円へと20年前を下回っています。人の増え方では西区が首都圏5位、見沼区が16位。人は集まり続けているのに、線は横ばいのままです。

この2つを1枚に重ねます。横軸に7年間の転入超過率、縦軸に㎡単価の10年変化(2013〜2015年の中央値と2023〜2025年の中央値の差)をとりました。成約件数が少なく中央値を出せない自治体を除いた156自治体です。点線はそれぞれの中央値で、右上ほど「人も増え、値上がりもした街」です。

FIG. 06転入超過率 × 中古マンション㎡単価の10年変化
さいたま市の区ほぼ都内(県境の街)ギリ都内(23区の外縁)その他の首都圏
横にスクロールできます-50050100150200-150-100-50050100150人は増えていないが、値上がりした人も増え、値上がりもした人も増えず、値段も動かない人は増えたが、値段は動かない㎡単価の10年変化(%)7年間の転入超過率(人口1,000人あたり・人)川越市 転入超過率25.5‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +21.4%熊谷市 転入超過率2.2‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +5.6%所沢市 転入超過率19.9‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +24.9%飯能市 転入超過率14.3‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +7.6%東松山市 転入超過率31.3‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +25.3%春日部市 転入超過率13.8‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +19.7%狭山市 転入超過率19.9‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 -23.7%鴻巣市 転入超過率22.9‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +44.1%深谷市 転入超過率22.5‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +31.3%上尾市 転入超過率38‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +17.2%草加市 転入超過率35.3‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +34.7%越谷市 転入超過率16.6‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +73.3%入間市 転入超過率-4.8‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +9.2%志木市 転入超過率10.5‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +12.7%新座市 転入超過率31.5‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +18.8%桶川市 転入超過率25.3‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +70.5%久喜市 転入超過率21.6‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 -1.2%北本市 転入超過率22.8‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +30.0%八潮市 転入超過率34.9‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +45.5%富士見市 転入超過率35‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +40.0%三郷市 転入超過率18.1‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +22.7%蓮田市 転入超過率25.9‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +34.6%坂戸市 転入超過率-3.8‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +12.0%鶴ヶ島市 転入超過率21.1‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +20.5%吉川市 転入超過率3.7‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +43.5%ふじみ野市 転入超過率33‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +15.3%白岡市 転入超過率24.7‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +42.1%千葉市中央区 転入超過率70.5‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +39.1%千葉市花見川区 転入超過率30.6‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 -14.3%千葉市稲毛区 転入超過率30.9‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +10.0%千葉市若葉区 転入超過率20.9‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +2.7%千葉市緑区 転入超過率14.8‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +15.4%千葉市美浜区 転入超過率48.2‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +156.6%船橋市 転入超過率32.2‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +41.4%木更津市 転入超過率41‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +58.8%野田市 転入超過率33.6‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +29.0%成田市 転入超過率-126.4‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +57.4%佐倉市 転入超過率-13‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +15.0%習志野市 転入超過率17.6‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +39.5%柏市 転入超過率43.4‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +100.0%市原市 転入超過率-19.9‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +22.4%流山市 転入超過率103.1‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +190.1%八千代市 転入超過率57.4‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +13.3%我孫子市 転入超過率-1‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +54.5%鎌ケ谷市 転入超過率1.7‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +29.8%四街道市 転入超過率25.6‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +16.7%袖ケ浦市 転入超過率57.4‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +122.2%印西市 転入超過率36.4‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +61.9%白井市 転入超過率-48‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 -4.5%千代田区 転入超過率30.5‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +59.4%中央区 転入超過率106.4‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +58.4%港区 転入超過率1.6‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +46.7%新宿区 転入超過率-52.2‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +42.9%文京区 転入超過率36.1‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +48.0%台東区 転入超過率63.3‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +60.8%墨田区 転入超過率52.8‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +40.0%江東区 転入超過率42.1‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +51.3%品川区 転入超過率44.3‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +37.5%目黒区 転入超過率5.3‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +48.1%大田区 転入超過率30.8‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +28.2%世田谷区 転入超過率22.4‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +39.1%渋谷区 転入超過率10.5‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +57.7%中野区 転入超過率16.2‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +39.9%杉並区 転入超過率19.3‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +31.9%豊島区 転入超過率-22‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +38.9%荒川区 転入超過率20‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +63.6%八王子市 転入超過率29.2‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +32.7%立川市 転入超過率42.9‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +50.4%武蔵野市 転入超過率13.6‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +20.0%三鷹市 転入超過率30.3‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +35.9%青梅市 転入超過率19.2‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +8.3%府中市 転入超過率20.3‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +26.1%昭島市 転入超過率50‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +39.5%調布市 転入超過率31.6‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +32.0%町田市 転入超過率39‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +40.1%小金井市 転入超過率33.2‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +37.1%小平市 転入超過率32.9‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +38.8%日野市 転入超過率35.6‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +37.5%東村山市 転入超過率42.8‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +33.1%国分寺市 転入超過率55.7‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +51.3%国立市 転入超過率28.9‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +26.9%福生市 転入超過率-12.8‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +34.7%狛江市 転入超過率15.5‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +42.7%東大和市 転入超過率25.3‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +22.6%清瀬市 転入超過率53.6‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +17.0%東久留米市 転入超過率36.9‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 -8.9%多摩市 転入超過率28.3‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +37.9%稲城市 転入超過率45.3‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +29.4%羽村市 転入超過率-9.8‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +6.1%西東京市 転入超過率34.8‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +36.5%横浜市鶴見区 転入超過率12‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +36.4%横浜市神奈川区 転入超過率48.9‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +48.4%横浜市西区 転入超過率45.5‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +50.7%横浜市中区 転入超過率51.1‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +46.1%横浜市南区 転入超過率35.8‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +34.9%横浜市保土ケ谷区 転入超過率24.1‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +24.5%横浜市磯子区 転入超過率-9.8‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +14.7%横浜市金沢区 転入超過率-9.3‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +5.0%横浜市戸塚区 転入超過率20.6‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +48.4%横浜市港南区 転入超過率13‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +17.0%横浜市旭区 転入超過率17.6‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +11.0%横浜市緑区 転入超過率18.2‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +37.1%横浜市瀬谷区 転入超過率20.2‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +21.6%横浜市栄区 転入超過率25.9‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +5.8%横浜市泉区 転入超過率14.2‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +51.2%横浜市青葉区 転入超過率-4.2‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +21.9%横浜市都筑区 転入超過率9.7‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +27.8%川崎市幸区 転入超過率50.4‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +49.3%川崎市中原区 転入超過率17.4‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +43.9%川崎市高津区 転入超過率16.1‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +36.1%川崎市多摩区 転入超過率44.7‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +21.0%川崎市宮前区 転入超過率16.9‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +33.3%川崎市麻生区 転入超過率18.1‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +24.4%相模原市緑区 転入超過率-0.5‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +17.9%相模原市中央区 転入超過率27‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +40.4%相模原市南区 転入超過率35.8‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +32.4%横須賀市 転入超過率-17.1‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +16.6%平塚市 転入超過率36.8‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +41.7%鎌倉市 転入超過率32.7‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +32.2%藤沢市 転入超過率40.7‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +49.1%小田原市 転入超過率5.2‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +4.0%茅ヶ崎市 転入超過率40.7‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +70.4%逗子市 転入超過率17‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +59.5%秦野市 転入超過率19.9‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 -1.2%厚木市 転入超過率13‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +42.9%大和市 転入超過率52.1‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +51.5%伊勢原市 転入超過率9.2‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +31.9%海老名市 転入超過率63.3‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +40.0%座間市 転入超過率30.1‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +39.6%綾瀬市 転入超過率10.5‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +26.3%さいたま市西区 転入超過率81.3‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +17.3%さいたま市北区 転入超過率47.9‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +60.7%さいたま市大宮区 転入超過率90.6‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +84.9%さいたま市見沼区 転入超過率50.4‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +15.4%さいたま市中央区 転入超過率25.8‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +46.5%さいたま市桜区 転入超過率21.7‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +51.3%さいたま市浦和区 転入超過率37.4‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +67.1%さいたま市南区 転入超過率21.7‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +69.6%さいたま市緑区 転入超過率91.1‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +57.7%さいたま市岩槻区 転入超過率36.3‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +146.2%川口市 転入超過率21‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +41.2%蕨市 転入超過率23.6‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +36.0%戸田市 転入超過率5.8‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +54.5%朝霞市 転入超過率38.9‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +44.2%和光市 転入超過率11.3‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +36.0%市川市 転入超過率19.2‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +36.1%松戸市 転入超過率22.7‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +25.6%浦安市 転入超過率7.5‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +29.4%北区 転入超過率34.8‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +60.7%板橋区 転入超過率34.3‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +42.9%練馬区 転入超過率29.5‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +32.9%足立区 転入超過率40.9‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +61.5%葛飾区 転入超過率28‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +53.8%江戸川区 転入超過率-3.6‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +39.3%横浜市港北区 転入超過率32.2‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +36.8%川崎市川崎区 転入超過率29.6‰ / 2013〜2015年→2023〜2025年 +52.6%流山市千葉市美浜区岩槻区大宮区浦和区緑区新宿区板橋区川口市武蔵野市西区見沼区

横軸は2019〜2025年の転入超過数を人口1,000人あたりに直した値。縦軸は2013〜2015年と2023〜2025年の㎡単価の中央値の変化率(件数8件未満の自治体は除く)。点線は156自治体の中央値(25.6人・+36.5%)。

2つの数字の相関係数は0.34でした。正の相関はありますが、強くはありません。右上(人も増え、値上がりもした)に入るのは49自治体で、流山市(103.1人・+190.1%)や大宮区(90.6人・+84.9%)がここにいます。一方で右下(人は増えたが値段は動かない)が27自治体あり、さいたま市西区(81.3人・+17.3%)と見沼区(50.4人・+15.4%)がその代表です。西区は転入超過率で首都圏5位に入る「人が集まる街」ですが、㎡単価の伸びは+17.3%にとどまります。左上(人は増えていないが値上がりした)も28自治体あります。

人が増えれば必ず値上がりする、とは言えません。増えた人がどんな住まいを選んだかで、中古マンションの相場は変わります。戸建てが多い区に子育て世帯が入っても、マンションの成約価格は動きにくい。西区と見沼区の位置は、その違いを表しています。

さいたま市10区。人の増え方と値段の上がり方は区ごとに違う

さいたま市の10区を、7年間の転入超過率の順に並べました。右に㎡単価の10年変化を添えています。

FIG. 07さいたま市10区の転入超過率(人口1,000人あたり・7年合計)
横にスクロールできます020406080100緑区 3位/+57.7%91.1人大宮区 4位/+84.9%90.6人西区 5位/+17.3%81.3人見沼区 16位/+15.4%50.4人北区 21位/+60.7%47.9人浦和区 37位/+67.1%37.4人岩槻区 41位/+146.2%36.3人さいたま市中央区 79位/+46.5%25.8人桜区 92位/+51.3%21.7人南区 93位/+69.6%21.7人

2019〜2025年の転入超過数 ÷ 人口 × 1,000。区名の右は首都圏172自治体の中の順位と、㎡単価の10年変化。

さいたま市10区の人の動きと中古マンション相場
7年の転入超過1,000人あたり首都圏順位2020〜2021年2023〜2025年㎡単価(直近3年)10年変化
緑区+11,69291.13+4,115+4,59836.8万円/㎡+57.7%
大宮区+10,66790.64+3,461+3,50572万円/㎡+84.9%
西区+7,60581.35+2,452+2,23316.8万円/㎡+17.3%
見沼区+8,31650.416+2,734+3,60820万円/㎡+15.4%
北区+7,14947.921+1,789+3,48738.6万円/㎡+60.7%
浦和区+6,16137.437+2,801+1,04072.7万円/㎡+67.1%
岩槻区+4,06136.341+1,959+1,41331.4万円/㎡+146.2%
さいたま市中央区+2,66325.879+759+54356.4万円/㎡+46.5%
桜区+2,13721.792+721+91134.3万円/㎡+51.3%
南区+4,15721.793+658+1,28760万円/㎡+69.6%

浦和区は7年で+6,161人、㎡単価は+67.1%。人の増え方では37位と中位ですが、値上がりでは市内の上位です。大宮区は人の増え方(4位)も値上がり(+84.9%)も高く、この7年で最も動いた区でした。緑区は転入超過率が市内1位(首都圏3位)ですが、㎡単価は+57.7%と大宮区に届きません。人が増えている区と、マンションが高くなった区は、さいたま市の中でも一致していません。

まとめ:人の増加と値上がりの相関は0.34。同じ方向だが、重なってはいない

4つの見方の答え
見方答え
実数7年の転入超過は足立区28,409人が1位。さいたま市は緑区11,692人(23位)・大宮区10,667人(28位)
人口で直す1,000人あたりでは中央区・流山市に次いで緑区3位・大宮区4位。浦和区は37
年で割る2020〜2021年は郊外(流山市7,956人)、2023〜2025年は23区(板橋区13,656人)。印西市・都筑区はマイナスに転落
値上がりと結ぶ相関0.34。人が増えても値段が動かない街が27自治体(西区+17.3%・見沼区+15.4%

この記事のまとめ人が増えた街は、たしかに値上がりしやすい街です。しかし相関は0.34で、街ごとの判断材料としては弱すぎます。さいたま市では緑区と西区が人を集め、大宮区と浦和区が値段を上げました。集まる人の数と、その人が買う住まいの種類は別のものです。街を選ぶときは「人気があるから上がる」ではなく、その街で実際に何が成約しているかを見た方が確かです。

続き:浦和区に来た人はどこから来たのか。5年前の住所で追う同じ予算なら、どの街が強いか。埼玉の子育てしやすい街を階級別で戦わせる浦和区の土地・中古マンション・戸建てを20年で見る

使った数字と読み方

人の動きは住民基本台帳人口移動報告(20192025年)の転入者数と転出者数の差です。他の市区町村との出入りだけを数えた値で、出生・死亡による増減や、国外との出入りは含みません。人口は令和2年国勢調査の値を使い、7年を通して同じ人口で割っています。

相場は国土交通省の成約データを自治体全域で集計した㎡単価の中央値です。10年変化は2013〜2015年から2023〜2025年への変化率で、築年・面積・駅距離は揃えていません。件数8件未満の年・自治体は中央値を出していないため、散布図は156自治体、折れ線は線が切れている箇所があります。対象自治体の直近3年の成約は71,765件です。

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